【ミニコラム】 日本酒酵母で造るワイン ぎんの雫

ワイン酵母を使わずに日本酒の酵母を使って醸造したワインがあるようです。通常ワインはぶどう自体に自然な野生酵母が付着しているので、そのままでの醸造が主だったと記憶しています。ただ発酵に際し酵母の働きがワインの品質に大きくかかわるとの事で、最近はワインに適した純粋培養酵母が使われているとの内容も聞いたことがあります。私の酵母の知識はそのくらいですが、日本酒に使われている酵母を使って造り上げるワインとは?

どうやら奇跡のコラボのようです。かのバロンフィリップに入社し、その後オーパスワンやアルマヴィヴァを手がけたパスカルマーティ氏がチリで独立をし、この「ぎんの雫」を完成させました。日本に来日した際に口にした日本酒の大吟醸に感銘し日本酒の低温発酵技術を学び、日本酒「獺祭」の桜井氏と出会いこのプロジェクトがスタートしました。

 
 
 
 
 
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前代未聞の取り組みは難航しましたが、構想から7年かけようやく完成したのが「ぎんの雫 GOUTTE D’ARGENT」です。名醸造家パスカルマーティ氏と獺祭の桜井氏に、このワインの名前とラベルのデザインを担当したあの「神の雫」の原作者の亜樹直氏という凄いメンバーのコラボレーションです。亜樹直氏のラベルデザイン雫の漢字一文字ををまさしく一滴の雫の中に納めた、品格と日本らしさを表現した逸品です。

 
 
 
 
 
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大吟醸の中に見出される豊潤な香りがこのワインの中でどう昇華され融合するのか、何だかわくわくするような事件ですね。パスカルマーティ氏も大吟醸に出会い、ワインのハーブや柑橘を想わせる白ワインとの比較或いは融合を思い描いたのでしょう。大吟醸の香りの吟香は海外の方にとっては神秘のようで、「この香りは何をいれているんだ?」と聞かれることがあると日本酒メーカーが話していました。日本酒の酵母がどんなワインを生み出してくれるのか醸造家や輸入元のテイスティングコメントは書かずにいます。ご興味ある方は是非ご自分で体験されてみて下さい。超低温発酵の白ワイン、ソーヴィニヨンブランとシャルドネの2種類です!

ぎんの雫SB
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シャルドネ
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