話題のカメリナオイルが凄すぎる!

健康食ブームの中で料理に使われるオイルを気にする方が増えていますね。CMなどでも注目されている「オメガ3脂肪酸」は今や世界的なブームでもあります。北極の先住民のイヌイットの体の研究から発見されたといいます。彼らの食文化研究の中からクジラやアザラシを食べる習慣のなかでオメガ3の種類であるDHAやEPAなどがとても豊富であることがわかりました。

オメガ3はアマニ油やエゴマ油などに多く含まれていますが、その含有量をはるかに凌く今話題のカメリナオイルをご紹介します。

カメリナオイルって何?

カメリナオイルとはナガミノアマナズナというアブラナ科の植物の種子から抽出されるオイルです。エゴマ油やアマニ油同様これもオメガ3を含んだものですが、他のオメガ3を含んだオイルは酸化しやすい弱点がありました。酸化しやすいという事は常温保存が難しいことや加熱に向かないという事を意味しています。その弱点をカバーするスーパーオイルがこのカメリナオイルです。

熱に強いオメガ3の正体はそのバランスにあります。カメリナオイルにはオメガ3・オメガ6・オメガ9が含まれておりその絶妙なバランスが酸化しにくくかつ加熱調理も可能なのです。

オメガ3=エゴマ油などに含まれているα-リノレン酸など

オメガ6=ごま油や大豆油などに含まれているリノール酸やアラキドン酸など

オメガ9=オリーブオイルなどに含まれているオレイン酸など

この3種のオメガ3-6-9が・・2:1:2という絶妙なバランスで含まれている超絶素晴らしいスーパーオイルがカメリナオイルの正体です。人間の体の大部分を構成しているのはオメガ3とされていますが、これは天然油からしか摂取出来ないためオメガ6を過剰摂取しがちです。これらのバランスが現代人にとってとても重要なポイントとなります。

カメリナオイルの良いところのおさらい

加熱が出来る・・前述しましたがアマニ油やエゴマ油などのオメガ3は熱に弱い特性がありますが、カメリナオイルは豊富な天然抗酸化成分と優れた脂肪酸バランスのおかげで熱調理が可能なのです!

常温保存が可能・・オメガ3は冷蔵保存しなくては酸化が進んでしまいまがカメリナオイルにはビタミンEのような天然の抗酸化成分が多く含まれている為とても酸化しづらい油です。酸化油は体に害を及ぼす為、非常に重要なポイントです。

使い方は万能・・特別なオイルではありますがくせなどはほとんどないので、普通の使い方をするだけです。

美容効果の期待・・美容の保湿効果があるとされるイコセン酸を含んでいることから、ハリのある肌への効果やヘアオイルなどに利用し頭皮の改善などの美肌効果も期待されています。オリーブオイルの5倍のビタミンEやレシチンの含有量の多さに加え植物ステロールが豊富の為、成人病予防にも適していると専門家の報告もあります。海外では既にアマニ油やオリーブオイルに代わる次世代のスーパーオイルとして熱い視線が集まっています。

図のようにオリーブオイルのオメガ9の多さはもちろん魅力ですが、オメガ3が少ないのはお分かりだと思います。前述したカメリナオイル2:1:2の黄金比率が際立っています!

カメリナオイルのもうちょっとの点

酸化しづらいといっても限度があります。通常の常温で約2年間の賞味期限がありますのが、早く使い切るに越したことはありません。アマニ油やエゴマ油などの賞味期限は冷蔵保存で3カ月程度なので、常温2年というのは驚異的ですが・・

あとは価格でしょうか、170gで約1700円程のお値段です。これがもう少し安価になっていけば爆発的なヒットになることでしょう。原料の供給がまだ少量なのでしょう、なかなかネットでも入手困難な状態のようです。

まとめ

なんの気なしに摂取してる油も色々な成分や効能があります。食材の鮮度や産地などは気になるところですが、油を始め調味料などはついつい疎かになりがちになります。体に入る全てのものが、自分の体を造り上げているのだと想像すれば、違った観点で物事を考えられて来ます。健康について今よりちょっとだけ関心を抱くことで、生活に潤いが増えるかも知れません。

 

 

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